Infomation

2008/12/09

冬の定期演奏会

交流会主催の冬の定期演奏会に参加しました。
まさかOBになってから参加するとは思いもしませんでしたけども・・・

学園祭には聞きにいけなかったので、
後輩たちの演奏を聴くことができるいい機会でした。

みんな上達していて、うれしいですね。
特に1年生がかなり上手でした。

聞くところによるとひたすら練習ばかりしているとか。


これが若さか・・・




そういえば、友人が「後輩が上手くてやる気無くす」と言っていましたが、
私は後輩が上手なのは当然のことだと思っています。

学年が進むにつれて、練習をする時間が少なくなりますし、
ある程度上達すれば、『伸びしろ』も少なくなるわけですから。

まぁそこを如何にするかが、ポイントなんですが。


それだけではなく、いつ・どの世界でも必ず世代交代が起こるわけですから、
若い世代に抜かれていくのも仕方のない事実です。

ただ、そのことを認識した上で、「抜かれたからやる気なくした」ではなく、
常に後輩たちの良き手本であるような姿を見せていくことが、大切なのではなかと思います。

それに、「まだまだ若いものには負けん。」と後輩の上達を刺激として、
自分を高める事だってできるのですから。

=============================
<演奏曲>
・Mensajeros
・Te Amo

Mensajerosは問題ないにしても、Te Amoは思いっきりズレた。
きっと私が走っていたのでしょうが・・・
結局コーラスも歌えなかったし、なんともまぁ。

2008/11/24

CACTUS

神奈川大学ラテン音楽研究会のライブイベントにフォルクローレで参戦しました。
ラテン音楽研究会はその名のとおりラテン系全般の音楽を演奏発表しているサークルで、
幅広いジャンルの音楽が楽しめました。

やっぱりボサノヴァやヌエバカンシオンを主にやっているようで歌が上手い。聞いていて普通に眠れます(褒め言葉)。
フォルクローレのバンドもありました。昔懐かしいライカスのバージョンで演奏していました。
よくまとまっていたと思います。Amigoのときのテンションが最高でしたw

でも全体的にMCがヒドイなぁと思いました。ほとんどの客がOBだったせいもあるかも知れないけど、
一般のお客様も入れる状況で身内にしか伝わらない話というのもねぇ・・・


========<演奏曲>==========
1.Pachakuti(Rumillajta)
2.Patac Pollerita(Semilla)
3.Amor te Vas(Sangre Minera)
4.Rumba Lambada(Sisay)
5.Mensajeros(Eco Andino)
=========================
1曲目はミーハー曲。やっぱり一番最初は指が動かん。
でも新しいケーナのレスポンスが良いおかげで何とか音は鳴っていたかと。
4曲目はギター抱えながらケーナを吹く荒業。なんと言うかまぁここまでするかって感じでしたがw
ラストはケーナチョの音が出ず小破。最近本番でケナーチョの音が出ないなぁ。
きっと練習していないせいだろうけど。

全体的にはとても迫力のある演奏だったそうです(伝聞)
練習時間少なかったんで、かなり力技でゴリ押したということで。

また12月にほぼおんなじメンバーで冬定に出ます。
私は本番当日にしか練習できないという危機的スケジュールな訳ですが・・・
どうなるでしょうね~。まぁ所詮冬定だからなぁ。

2008/11/15

Concierto

気がついたらもう一週間たっていました。

前回のコンサートレビューです。
==============================================
<演奏曲>
1.Americas(Tobas/Hugo Cuiterrez/[K'ala Marka])
2.El Condor Pasa(Yaravi-Fox-Huayño/Alomias Robles/[Luz del Ande])
3.Flor Aymarita(Cancion-Sicuriada/Nicomedes Flores/[Vetty Veizaga])
4.Quebradeño(Huayño/Trad./[Rumillajta])
5.A Bolivia(Cueca/Aponilar Camacho/[Tupay])
6.Encuentros(Fusion/Jorge Komori/[WARA])
7.Smbos Illimani(Capolar/Yuri Ortuño/[Ana Maria])
8.Amor te Vas(Chuntunqui/Victor Sarmientos/[Sangre Minera])
9.Baila Capolar(Capolar/Robelto Marque/[Illapu])
10.La Paz Inolvidable(Vals/Gilberto Rojas)
11.Moliendo Cafe(Salsa/Hugo Blanco)
12.La Vida Se me Va(Chuntunqui/Edgar Rojas/[Ana Maria])
13.A don Amancio(Chacarera/Jorge Rojas-Oscar Palavecino)
14.¿A Donde Vamos?(Trote/Tinkuy)
15.Viva el Carnaval(Morenada/Sinchi Laya)
16.El Humahuaqueño(Carnavalito/Robelto Carlos)
================================================

外はあいにくの天気でしたが、意外とお客様がたくさんいてびっくり。70人くらいはいたかな。

やはり最初は静かですが、終わりに行くにしたがって会場のテンションもあがっていき、
最後は大盛り上がりでした。

自分はあまり余裕が無かったような気がします。
MCも大分テンパッていましたし、決め所で音が出ないとか(いつもですが・・・)

まぁでも単独での2時間のコンサートはたぶん始めてなので、よい経験になりました。

次はカクタス(神奈川大学でのライブイベント)に向けて練習開始です。
合わせ練習回数3回ですが何とかなるかなぁ。

気がついたら日がまたいでいました。
実は本日は誕生日です。またひとつ齢を重ねました。良い事あるといいな。

2008/11/03

連休

とは言ったものの、演奏三昧でした。

土曜は高校の文化祭の手伝いをした後、コンサートのリハ。
録音しながら最終チェック。

今まで客観的にチェックしていなかったので、問題点については詰める事ができたかな。
まぁホントはギリギリじゃなくてある程度固まって来てからやるのがいいんでしょうけど・・・

今日は昨日と同じく高校の文化祭の手伝い+OBとして演奏に参加。
演奏の方はぶっつけなのでだいぶ酷かったですが・・・

<演奏曲>
・El Condor Pasa
・Charagua
・Encuentros
・Mis Noches Sin ti
・El Humahuaqueño
・Camino a San Francisco

2008/10/26

録音

この前のコスキンの録音を聞いてみる。
音響バランスが悪いのは置いといて、だいぶトチってるなぁ・・・

四倍音のソの音が耳について仕方がない。
自分は倍音成分が強すぎるのが好きじゃないんですよね。
出すものは出して如何に自分の好きな音質を保てるか。

ムズカシイです。

そういえば、コスキンの翌日(10/13)に行ったケーナそ奏者が集まったライブ「国立秋のケーナ祭り」というのに行ったのですが、そこに出演していたバンドの演奏はとても参考になりました。
いまさらですが感想などを。

ケーナ祭りには、無国籍インストバンド「風絃流し」と仙台からやってきたイージーリスニング系の「Sonido del Viento」というバンド、フォルクローレの「Encuentros」が出演していました。

フォルクローレしかやっていない自分にとっては、フォルクローレ以外でケーナが使われている演奏がとても新鮮で、こんなに自由にやれるのかと思いました。

「風絃流し」さんの金子氏は、ケーナをそのほかの一般的な楽器と同様に使っており、ますます用途の幅の広さを思い知りました。
「Snido del Viento」のケーナ奏者Marinさんはすばらしい表現力を持っていました。あれだけ感情込められるなんてすごいなぁ。自分と大して年が変わらない(たぶん)のに大したものです。
「Encuentros」の清水氏は渋いケーナを聴かせていただきました。音量が無かったのが気になりましたが。

いろいろと勉強になり、また刺激にもなりました。

2008/10/18

練習

コンサートに向けての練習でした。

背筋がとても痛い。パソコン持ち歩いていたからかな。
ほかの要因としてはサンポーニャの吹き方が問題あると思うくらいなのだが・・・

どうも音を大きく出そうとしている吹き方が変な癖になっているようで、疲労度がハンパ無い。
以前は楽に音が出せていたように思うのですが・・・体力落ちてきたかなぁ。

コンサートの詳細です。

第16回ユニセフチャリティーコンサート
日時:11月8日(土曜)
開演:14:00     16:00終了予定
場所:茅ヶ崎市勤労市民会館 6F
入場料:1000円
主催:コープかながわ国際交流グループ茅ヶ崎
問い合わせ先:茅ヶ崎・寒川行政区事務所(0467-87-4971)

2008/10/17

ニューケーナ

暇を見つけては試し吹きしています。

即戦力になるかと改めて吹いてみると、これがまた癖が強い強い。
買う前に試し吹きしていたのと同じような音を出すには、吹き込む息の厚さや向きを気をつけなくてはいけないようで。気を抜くとあまり好きではない木製ケーナ独特の倍音成分が出てしまう。

うまくできれば、4倍音もかなり繊細に吹くことができるんだけど。
管長もすこし短いし、歌口もやや浅いので物になるには多少時間がかかるかなぁ。
ピッチもやや低めだし(技量不足だけど)、気になりだしたらキリがない。
買ったときはあまり気にならなかったんだけどなぁ・・・

何はともあれコンサートに向けて練習せねば。

2008/10/13

管楽器

ふと気になったので、現在までに買ったりなんだりして所有している(いた)笛類のリストを作ってみた。

1代目メインケーナ(Ajayu/ボリビア竹製)

高校生時代から大学一年の夏くらいまで使っていたケーナ。
音が出しやすかったのは覚えているのだが、それ以外の特徴は忘れた。
同期のM氏に寄贈。

2代目メインケーナ(Malcero Peña作/ボリビア竹製)
一番使っていた期間が短いような気がする。
大学一年の夏ごろから12月頃まで。
高音域がきれいに出るケーナがほしくて購入。
高音域はすばらしいが、低音域は出にくい音もあったり。
現在同期のJさんのメインケーナとして活躍中のハズ。

3代目メインケーナ(Amaru作/ボリビア竹製)
大学一年の1月頃から大学三年の10月頃まで使用。
ソとシの音の穴がものすごく小さい構造をしている。
押さえやすいけど、半音のコントロールがものすごくシビアだった。
買ったときからひびが入っていて、徐々に全体に亀裂が・・・
現在は引退し、隠居生活中。

4代目メインケーナ(菱本幸二作/G管/ボリビア竹製)
ひび割れで明日の命が知れなくなった3代目の後任として、菱本さんに作っていただいたケーナ。
大学三年の10月頃から使用中。現在のメインケーナである。
最初の頃と現在とではまったく音色が違い、本来の音を出すまでに苦労した。
今までで一番癖が強かったような気がするが、低音から高音域まで厚みのある音色がよいところ。


5代目メインケーナ候補(Rolando Encinas作/G管/木製)
今回のコスキンで購入したもの。驚くほど自分と相性がよいように感じた。
これからの吹き込み次第ではメインケーナになるかも…

ケナーチョ①(Lucho Cavour作/D管/ボリビア竹製)
初購入のケナーチョ。買った後に後悔した一品でもある。
ピッチがまったく合っていないのに買ってしまった。と言うわけであまり使っていない。隠居中。

ケナーチョ②(菱本幸二作/C管/ボリビア竹製)
菱本さんに直接頼んで作っていただいた、普通のものより一音低い音まで出る特注ケナーチョ。
豊かな低音域に加え、高音域もきれいに出るケナーチョ。普通のG管ケーナよりもいい高音を出していた。管が長いので下の穴を指で押さえにくい。


サブケーナ①(作者不明/G管/木製)
大学進学祝いという名目で先輩からいただいたボリビア土産。
歌口付近が可動式になっていて、管の長さを変えることによってピッチの調節を可能としている構造のケーナ。このころは細身のAjayuを吹いていたため、肉厚が厚い(といっても普通くらいだけど)このケーナは吹きこなせなかった。
現在は慶応のM氏に貸し出し中。と言っても、もはやお気に入りにされているようなので、寄贈したという事にしておこう。

サブケーナ②(作者不明/G管/木製[パープルモラード?])
これもサークルの先輩のボリビア土産ということで安く譲っていただいたもの。
色が紫なのでパープルモラードと推測。少し面白い音が出る。
なぜか裏穴の位置がずれていて違和感がある。
ピッチが低く、ほとんど使われることは無い。隠居中。

フラウタ・オリエンタル(Rolando Encinas作/G管/木製)
ライブでタキラリ一曲のためだけに購入。横笛と言うだけでケーナと運指がほとんど同じ。
裏穴が無いので、篭りがちの音になりやすい。これで意外と使いどころがあったりもする。

サンポーニャ(マルタ/G調/ソンゴ材)
メインのサンポーニャ。音が通って鳴りやすい気がする。
三列クロマティカだが、三列目は別にもらったものを流用しているので、管材が異なる。

サンポーニャ(マルタ/Gm調/??)
Gm用に組み替えたサンポーニャ。最近はGm調の曲が増えているので使用頻度が高い。
あまりの管を使っているので、管材はバラバラ。

サンポーニャ(サンカ/G調/ソンゴ材)
先輩から楽器ケースごと頂いたバラバラのサンカを組みなおしたもの。
管の数が1つ足りず、上下同数になっている。
因みに頂いたケースは隠居中の楽器が収納されています。

2008/10/12

コスキン

約一月ぶりの更新です。

イベントのことくらいしか書くことがないので、ほっとくとすぐに更新が止まります(汗)

コスキン行ってまいりました。昨年と同じく日帰りです(笑)
始発電車で福島へ行き、現地終バスで帰り着きました。もちろん終電ぎりぎりで。
自分何をやってるんだろうと小一時間問い詰めたい気分。


以下演奏の報告です。

グループ名:アロンドラ
①アロンドラ(Huayño/MAYA)
②Chica Loma(Capolar/Awatiñas)
感想: 
二曲ともサンポーニャがあったけども、人数とスキルの関係上すべてケーナにアレンジ。
アロンドラはほぼ問題なかったように思える。だいぶ自分の世界入り込んでしまいましたけどね。
チカロマはだいぶ破綻していた感じが。歌のハモリとか、ケナーチョの音が出なかったとか色々悔やまれる。アレンジ的にはケナーチョを使って前半と後半のイメージの違いを際立たせてみましたが、どう聴こえたんでしょうかね。


グループ名:Elision
①Sambos Illimani(Capolar/Ana Maria)
②Flor Aymarita(Cancion-Sicuriada/Vetty Quilla)
感想:
前々日に急にボーカル担当が不参加に。思いのほかボーカルの穴がでかかった。
ボーカルや歌の構成を急遽変更して乗り切りました。
出来具合はまぁまぁではないかと。
個人的なところを述べれば、サンポーニャやってるときに管の紐がゆるくなって管が落ちてきたことくらいかと。縛りなおすか…


そういえば、ケーナを買ってしまいました。ロランド作成の木製のケーナです。
今までは木製ケーナを避けてきたのですが(音質が気に入らなかったり、肉厚が厚かったり)、
吹いた瞬間気に入ってしまい、衝動買いしました。
今メインで吹いている竹製のケーナと同じ息量で吹けて、音質や音色もほとんど同じでピッチも正確と、ほとんど言う事無しでした。
ただ木製のケーナにしては細身で肉厚も竹製ケーナと同じ程度なので、一般の木製ケーナと比べて音量が出ないという欠点がありますが、音が前に飛んでくれる感じが気に入ったので買ってしまいました。

2008/09/14

夏ライブ

今日は慶應ラテ研の夏ライブを聴きに行きました。

何というか慶應らしいノリで非常に楽しめました。
出演者の皆様客席で大変騒がしくして申し訳ありませんm(_ _)m

慶應の2年生のグループは非常に興味深い演奏をしていました。
悪ふざけが過ぎるようなところも多少あったような気もしますが、エンターテイメント性を前面に押し出した楽しい演奏でした。アレンジやコーラスなどもきちんとツボを押さえていたので、非常に楽しめました。

これからの活躍が楽しみです。

2008/09/09

フタタビ

約1年ぶりに日記を更新を再開してみましたが、いろいろ手違いで、以前の日記を全て消去してしまいました(汗)

ホームページの方は再会する気は無いので、ココでこっそりと日記なんぞを書いてみようと思った次第。

最近パソコンすら開かず、フォルクローレ関連のサイトを見回って情報収集などしていなかったのですが、久しぶりにいろいろ回ってみて多少ビックリしたことがありました。

筑波大出身のケニストRenさんが今年4月にプロデビューしていました。
3年前に一度だけ、同じ演奏会に出演したことがありますが、とても意外でびっくりしました。

活動拠点が北関東のようなので、なかなか演奏を聴きにいくことは難しいかな。
機会があればお会いしたい物です。覚えていないと思いますが…


話は変わりますが、昨日たまたま昔の演奏を聞き返していました。
3年前の定期演奏会ですが、今の視点から振り返ると青かったなぁと思いました。

演奏した曲は、
・El Condor Pasa
・古びたタクシー (MAYA)
・Vientos de Nazca (Hatari Inca)
・Bolivianita (K'ala Marka)
・Zuriki (Rumillajta)
の5曲です(カッコ内はアーティスト)。

たまに振り返ると、とっても反省の材料になりますね。
この頃は伸ばす音全てにビブラートがかかっていたり、音の処理が全部おんなじだったり、ピッチが不安定だったり…挙げるとキリがないですね。

そのまま聞き進めていたところ、OBの演奏で衝撃的な印象を受けました。
MAYAの「緑の涙」という曲なのですが、この曲を吹いていた先輩の”装飾音”が非常に印象に残りました。当時この曲はまだCDで発表されておらず、アレンジ等の変更があったかもしれませんが、現在のメロディーとはまったく印象が違うのです。

文章で説明するのは難しいのですが、発表されている方のサビのメロディーは、繰り返しでやや音を細かく切るようにして演奏されていて、繰り返し前との情景の対比(自然物と人工物)を表現されているようにおもいます。そして、全体的にどこか物悲しい雰囲気が漂っています。

それと比べ、先輩の演奏ではサビの部分に原曲にない装飾音がほんの少し入ることによって、「前向きな、希望、前進」といったような感じの印象を受けました。

原曲の方を良く聴いていたからというのもあるかも知れませんが、自分が感じた素直な印象です。


最近どこかで感じていた演奏に関する不満というか、何かが足りない気持ち。それに対する答えが見つかったような感じです。



そんなことがあって、今の自分の演奏を考えてみると、なんて機械的に演奏しているんだろうと思うようになりました。

原曲を聴いてそれをほぼそのままコピーしている現状

たとえアレンジしても毎回変わる気まぐれな演奏

演奏や音楽に対してきちんと真正面から向き合っていない現状

2年くらい前から基礎に帰って、一からやり直して練習してきましたが、その頃から何か大事な物を置いてきたのではないか(いろいろな意味で)。

などなど。