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2010/03/28

3月も

もう終わりですね。早いものだ。

さて、先日母校の南米音楽部の定期演奏会に行ってまいりました。
といっても例年のごとく裏方仕事しながらなんですが、
OBグループで出るはずだった方々が急用でこられず、
当日舞台の準備中に急に演奏人員に駆り出されました。

久しぶりの舞台仕事で今現在も筋肉痛が続いております。

今年で、自分と入れ違いで入学してきた子達が卒業ということで、
もうそんなに年月が経ったかと思いました。年とったなぁとしみじみ。

昨年も書いたような気もしますが、演奏会は本当に年々レベルが上がっていて、
本当にすばらしいと思います。

高校生で正確な音程でケーナを吹けるのは凄いですよね。
あとは色気が出せればもっと良かったなどと書いてみたり。

さて、演奏会を聞いていて思ったことをつらつらと。

母校の演奏会と学生の演奏会では大きな違いがあるんですよね。

それは、選曲。

母校の演奏会では、いかにもフォルクローレっていう曲を多く演奏します。
素朴だけど力強い、そんな古き良き時代のフォルクローレを聞かせてくれます。

学生の演奏会では、最近のアーティストの曲が好まれて演奏されています。
技術的で現代風の曲が多いという印象です。

個人的な好みでいえば、私は前者の方が好きなのです。
そういうのを聞いていると血が騒いでくるといいましょうか、そんな気分になれます。

後者の方も嫌いなわけではないのです。
ただ日本のポップスのように非常に耳障りが良いのですが、どれも表面的で同じようにしか聞こえない。
だから印象に残らないというだけ。

フォルクローレ音楽はポップス化の傾向にあるようにおもいます。
耳障りのよい商業的な音楽がどんどん作り出されています。

果たしてそれは良いことなのだろうか?

民間伝承という意味を持つ"Folklore"という音楽において、
伝承や伝統といったものがフェードアウトしていったら、
果たしてそれは"Folklore"と呼べるのだろうか?

民俗音楽と呼べるのであろうか?

この先この音楽がどの方向に進んでいくのか・・・

気になります。

雑文でした。

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