もう終わりですね。早いものだ。
さて、先日母校の南米音楽部の定期演奏会に行ってまいりました。
といっても例年のごとく裏方仕事しながらなんですが、
OBグループで出るはずだった方々が急用でこられず、
当日舞台の準備中に急に演奏人員に駆り出されました。
久しぶりの舞台仕事で今現在も筋肉痛が続いております。
今年で、自分と入れ違いで入学してきた子達が卒業ということで、
もうそんなに年月が経ったかと思いました。年とったなぁとしみじみ。
昨年も書いたような気もしますが、演奏会は本当に年々レベルが上がっていて、
本当にすばらしいと思います。
高校生で正確な音程でケーナを吹けるのは凄いですよね。
あとは色気が出せればもっと良かったなどと書いてみたり。
さて、演奏会を聞いていて思ったことをつらつらと。
母校の演奏会と学生の演奏会では大きな違いがあるんですよね。
それは、選曲。
母校の演奏会では、いかにもフォルクローレっていう曲を多く演奏します。
素朴だけど力強い、そんな古き良き時代のフォルクローレを聞かせてくれます。
学生の演奏会では、最近のアーティストの曲が好まれて演奏されています。
技術的で現代風の曲が多いという印象です。
個人的な好みでいえば、私は前者の方が好きなのです。
そういうのを聞いていると血が騒いでくるといいましょうか、そんな気分になれます。
後者の方も嫌いなわけではないのです。
ただ日本のポップスのように非常に耳障りが良いのですが、どれも表面的で同じようにしか聞こえない。
だから印象に残らないというだけ。
フォルクローレ音楽はポップス化の傾向にあるようにおもいます。
耳障りのよい商業的な音楽がどんどん作り出されています。
果たしてそれは良いことなのだろうか?
民間伝承という意味を持つ"Folklore"という音楽において、
伝承や伝統といったものがフェードアウトしていったら、
果たしてそれは"Folklore"と呼べるのだろうか?
民俗音楽と呼べるのであろうか?
この先この音楽がどの方向に進んでいくのか・・・
気になります。
雑文でした。
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